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続きはどうなるのぉぉぉーーーっ!◆楽園(上)

帯の、
「模倣犯」あれから9年 前畑滋子再び事件の渦中に。
というコメントに惹かれて買った本。


あれは「私にとっても色濃く残る事件だった」と、リアルに思ってしまう作品でした。今回再び驚かされたのはシーンがガラリと変わってしまうこと。場面場面で視点が、主人公が違ってくるのだけど、その内容が滋子の場面と全然つながらない。だから同じ本を読んでいるとは思えない。


上巻を読み終えてもそれらは交わることはありませんでした。気になる気になる・・・。


で、いつものごとくすごいのが、描写や細かい感情表現。一つの動作、発言でも人間は自分でも知らない内に色々な物を含んで発しているだなと思わせられる。でもそれは普通はほとんど自覚すらなく気付きにくい部分であるのに、とても深く正確に表現されている。だから心の底をつつかれてしまう。


見えない感情を手に取るように読んでしまう―


宮部センセが普段からこういうセンスの持ち主であるからこそ出来る作品なんだろう。「空気読めない」の逆ですよね、‘読みすぎ’みたいな。

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